看護師免許があれば未経験でもアートメイクアーティストになれる

眉毛や唇、また、ヘアライン、アイラインの部分の表皮にインクを注入する施術をアートメイクといいます。アートメイクを行う人はアートメイクアーティストと呼ばれています。

医師法第17条によると、針を使ってインクを皮膚に入れ込む施術は、医師あるいは看護師免許を持つ人しか許可されていません。看護師免許だけ持っている場合は、医師の監督の下で施術を行います。

看護師の免許があれば、未経験でもアートメイクを行うクリニックで働けますが、お客さんが満足できるような施術をしなければならないので、デザインのセンスが求められます。トレンドに敏感で、美しく見えるメイクについても研究する必要があります。

また、お客さんの要望を正確に把握するためには、コミュニケーション能力も必要ですし、お客さんの不安や緊張を取り除けるようなホスピタリティも求められます。

アートメイクを行うクリニックで働くメリットは、美容に関する情報を常に取り入れることができることや、個人の技術を評価してもらえることです。

また、クリニックが提供しているサービスを無料で受けられたり、通常料金よりも安く受けられたりすることもあります。

美容クリニックでは、アートメイクだけではなく、リフトアップのための施術(ハイフ)や再生医療も行っているので、最新の美容医療についても学ぶことができます。

職場探しで注意したいのは、アートメイクは医療行為なので、医療機関でしかできないということです。美容サロンで、アートメイクをするのは、違法行為です。美容サロンで施術を受けてクリニックなどの医療機関の求人を探すようにしてください。